最近伊坂幸太郎さんの作品が立て続けに映画化されてますね。
会社の同期が井坂作品がお気に入りだったこともあり
興味を持ちました。
たまたま弟が文庫本を持っていたので
早速読んでみたんです♪
なんせ新年の目標のひとつに
「本をたくさん読む(最低1ヶ月に1冊)」
があるので・・
読まなきゃね~☆
まずは『週末のフール』
「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。
犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、
仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか?
この作品を読んでいた頃はちょっと落ち込んでいたので
3年後に世界が終わるのがちょっとうらやましかったり・・(汗)
だってね、時間に制限があるほど、
後先考えず自分に素直になれる気がしたから。
いろんな人々の過ごしかたがあり、心温まる物語でした。
伊坂作品では今のところ1番のお気に入りです☆
『オーデュボンの祈り』
コンビニ強盗に失敗した伊藤は、警察に追われる途中で意識を失い、
見知らぬ島で目を覚ます。
仙台沖に浮かぶその島は150年もの間、
外部との交流を持たない孤島だという。
そこで人間たちに崇拝されているのは、
言葉を話し、未来を予知するというカカシ「優午」だった。
しかしある夜、何者かによって優午が「殺害」される。
なぜカカシは、自分の死を予測できなかったのか。
「オーデュボンの話を聞きなさい」という
優午からの最後のメッセージを手掛かりに、
伊藤は、その死の真相に迫っていく。
なんだか不思議な設定でしたが
いろんな人のせつなさや現実の酷さが伝わってきて
いつの間にか惹きこまれていました。
『グラスホッパー』
「復讐を横取りされた。嘘?」
元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も
「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、
三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。
この作品は人が死ぬ姿が細かくリアルに描かれていて
ちょっと怖かったけど
最後は私の望む終わり方だったので
個人的に大満足(笑)
弟からあと4作品借りてるので
早く読まなきゃ~
でもね、仕事帰りの電車で読むと
おもしろくて帰り道があっという間なんだけど
いつの間にか本を持ったまま寝てることもあり(笑)
なかなか読み進められないのです(汗)