2010年1月23日土曜日
「次は仕事でMVP」
朝刊の記事に思わず心を奪われたので
紹介させてください。
この間「えびすボウル」という
アメフト関西学生オールスター戦があり
今季のアメフトシーズンが終わりました。
その試合でユニフォームをぬいだ立命館大QB松田くんのお話です。
松田くんは昨年のライスボウル(学生王者VS社会人王者の試合)で
パナソニック電工に勝利しMVPをとった選手。
最終学年の今季はどんな活躍をするのだろうと
注目していた方も多かったはず。
でも初戦に彼の姿はなかったらしいです。
最大の理解者であるお父さんを事故でなくし
それどころではなかったそうです。
中盤に復帰したものの
トレーニング不足でやせ細った体が痛々しかったとの事。
高校時代から取材をしていた記者が書いた記事。
記者は「競技者の絶頂からどん底まで落ち無念だっただろう」と思い
松田くんに声をかけたらしいです。
その時に返ってきた言葉が
「因果応報。悲しみも悔しさも将来
『あれがあったから』と言えるようにしたい」
すでに商社への就職が決まっている松田くん。
「次はビジネスの世界でMVPを取りますよ」と笑顔で誓ったそうです。
素敵ですね。
アメフトやってるだけで
かなりひいき目で見てしまいますが(笑)
ひとつのことに真剣に取り組んでいる人は
何か違うと思います。
精神的に強いとか感受性が強いとか物事をしっかり考えているとか・・
うまく言えないけど
努力してる分、長けてる部分が多いと感じます。
だからアスリートにあこがれてしまうんです☆
スポーツにはいつもドラマがあり
そこにも惹かれてしまいます。
前を向いて歩くことはしんどい時もあるけど
松田くんを見習わなきゃと思いました。
来シーズンもアメフト楽しみです。